
ファーストガンダムのキャラクターデザインをしたのは安彦良和氏だが、
今ほどアニメーターの分業が進んでいない時代のこと、
安彦氏自らが描いた原画がかなりあって、なおかつそれらは世の中に散逸している。
で、なぜか私もそのうちの何枚かを持っていたりする。

この原画はオデッサ作戦が終わってホワイトベースから降りたカイが
基地のゲートを出たところでミハルに初めて出会うシーン。

実際に放映された動画では含み笑いを浮かべたミハルが媚びるように近づき、
それに対してカイは不意を疲れたような表情を浮かべているが、
安彦氏の描いた原画を見ると、ミハルの笑顔はもっと底抜けに明るく、
そのミハルをカイが浮かれた表情で見つめている。
ジオンのスパイという暗い設定を持つミハルには、ストーリーの展開上、
あまり女性キャラとしての魅力があるように描かれなかったエピソードだが、
少なくとも安彦氏はミハルに放映されたシーン以上の愛情を注いでいたようだ。
以上、チラシの裏。
【関連】
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安彦良和(ウィキペディア)