上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--.--.-- -- l スポンサー広告 l top ▲
ツール02


2015年のツール・ド・フランスもいよいよ大詰めである。
今年はコロンビアや南アフリカの選手の活躍があったが、
残念ながら日本人選手は一人も出ていない。

テレビを見ながらふと考える。
日本のロードレースチームはドラフトに引っかからなかった高校野球部員とか陸上部員に
ロードバイクを貸し与えて、競技にマッチした人材をスカウトすべきだと。
浅田監督が、かつて石垣島のハンドボール選手だった新城選手を育てたように。

それにしても、日本国内のプロが走っている自転車レースの現状を鑑みると、
その先行きには暗いものを感じざるを得ない。
理由はいろいろあるが、やはりレースを運営している組織の硬直化が時代にマッチしていないのではないか。

栗村さんも言ってたけど、ちょっと前まで日本の自転車レースでは数少ない観客を追い返していたこともあった。
実は今もレースの運営側の心根はそんなに変わっていない。
せっかくロードバイクに乗る人が増えているのに、日本のレースをプッシュして、
ファンを増やす企画はほとんど行われていない。
日本の自転車レース界が閉鎖的なのは、協会の昔ながらの「体育会体質」で
完結しているからではないか。
多くの運営幹部にとって選手は「後輩」に過ぎない。別に世界に出て行かせる必要を感じていない。
それどころかあまり言うことを聞かない跳ねっ返りの選手を、実力があろうが「潰す」傾向がある。

正直に申し上げて、自転車ロードレースのプロというのは、ヨーロッパの一部の国でしか存在し得ない。
大相撲が日本でしかプロになり得ないのと同じだ。
世界に通用するようなプロを育てようとしたら、若いうちにヨーロッパに移住するしかない。
そこがベースボールとは違うところだ。
にもかかわらず、日本の自転車ロードレースを動かしている人々の多くは、
「世界に出る」必要性を感じていない。

今の日本から世界に通用する自転車選手を増やそうと思ったら、
今まで個人的な援助でヨーロッパに若手を送り出していた事業を、
チーム単位、協会組織単位でしなければならない。
その実現には組織の「体育会体質」がものすごく邪魔だ。
残念ながら、そのような体質改善の努力は伝わって来ない。

ロードバイクブームはいつか去る。
売り上げが減っても日本からロードバイクがなくなる事はないが、
競輪の弱体化につられてロードレース界がしぼむ可能性は高い。
その時、ロードレースを愛する人々は何をすべきか。

日本で自転車ロードレースのプロをやろうと思ったら、レース活動に関するスポンサーフィーだけを
あてにするんじゃなくて、やっぱりレース以外の教育的・ガイド的なお仕事を
チームとしてする必要があるとき思う。
どうして協会がそのような生き残りをかけた転換の主導をしないのか、不思議だ。

選手の育成にしても、日本のロードレースチームはドラフトに引っかからなかった
高校野球部員とか陸上部員にロードバイクを貸し与えて、マッチした人材を
スカウトするぐらいに事をしてもいいのではないか。

協会批判になってしまったが、「公」の意識を持った業界、協会組織、チーム、選手、
そして理解のある一般の自転車乗りが増える事を望む。

 
2015.07.23 Thu l 自転車 l COM(0) TB(0) l top ▲

コメント

コメントの投稿












       

トラックバック

トラックバックURL
→http://akibabunka.blog65.fc2.com/tb.php/77-8b0fcd8e
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
  1. 無料アクセス解析
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。